2026/09/17 09:00

こんにちは、紙単衣の水引デザイナー小松です。
日本の伝統的な手仕事や四季の風景を生活に取り入れるインテリアとして、ご好評をいただいている「水引ミニフレーム」シリーズ。
今回は、古くから縁起物として愛されてきた「赤富士」の由来や歴史とともに、新たに制作した水引作品のこだわりをご紹介いたします。
1. 「赤富士」とは?なぜ縁起が良いとされるのか

「赤富士」とは、晩夏から初秋にかけての早朝、朝日に照らされた富士山の山肌が赤く染まって見える現象のことです。
気象条件や時間帯、季節が完璧に揃った瞬間にしか見ることができないことから、一年に一度出会えるかどうかという「奇跡の絶景」として知られています。
そのため、古来より以下のようなご利益がある最高の縁起物として尊ばれてきました。
◯強運・大願成就:めったに見られない絶景に出会える強運の象徴
◯金運・商売繁盛:朝日に照らされて黄金〜朱赤に輝く華やかな姿
◯長寿・無病息災:富士=「不死」「無事」に通じる語呂合わせ
2. 葛飾北斎と「赤富士」の深い関係
赤富士が日本人のみならず世界中で知られるようになったきっかけのひとつが、江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎です。
北斎の代表作『富嶽三十六景』の中でも、特に有名な傑作として知られるのが『凱風快晴(がいふうかいせい)』。
通称「赤富士」と呼ばれるこの作品は、南風が吹く晴れやかな朝、うろこ雲が浮かぶ青空のもとで赤く染まる富士山をダイナミックに描いたものです。
北斎が描いたこの雄大で晴れやかな世界観は、現代においても「日本の美」を象徴するアイコンとして、インバウンド(海外旅行者)をはじめ多くの方々に愛され続けています。
3. 水引ミニフレームで表現した「新しい赤富士」

今回制作した水引ミニフレーム「赤富士」は、清々しい朝のはじまりを思い浮かべながら、現代のお部屋にも馴染む和モダンなインテリアとして仕上げました。
① 縁起の良い「結び」に込めた願い
富士山本体:長寿や繁栄を願う“松結び”で、山の雄大なラインを表現。
頂上を照らす朝日:開運や良縁を結ぶ“梅結び”を配置。
② 爽やかな朝空を伝えるペールオレンジのグラデーション
重厚になりがちな赤富士ですが、既存のミニフレームシリーズが持つ「爽やかでクリアな空気感」を損なわないよう、背景には朝空をイメージした淡いペールオレンジから白へ抜けるグラデーションを採用しました。
お部屋に飾ったときに空間がパッと明るくなるような、優しいトーンに仕上げています。
③ 吉祥文様との組み合わせ
足元には未来永劫の平穏を願う「青海波(せいがいは)」、背景には子孫繁栄や事業拡大を意味する「市松模様」、空には永遠を意味する「霞模様」をあしらい、フレーム全体が縁起の良い文様で満たされています。
4. おすすめの飾り方とギフトシーン

15cm角のコンパクトなサイズ感(軽量な樹脂製フレーム)のため、デスクや棚に立てかけたり、壁に掛けたりと、飾る場所を選びません。
青い富士山と並べたり、お部屋ごとに飾り変えても素敵です。
季節を問わず通年で飾っていただけるデザインですので、ご自宅用はもちろん、特別な日の贈り物にもおすすめです。
・ご自宅の開運インテリア・お正月飾りに
・新築祝い・開店祝い・開業祝いのご進物に
・還暦や長寿のお祝いに
・海外の方への日本らしいお土産・ギフトに
伝統的な水引の結びと、日本の美しい風景が織りなす「赤富士」。
みなさまのお部屋や大切な方の元へ、晴れやかな幸運をお届けできれば幸いです。
オンラインショップにて本日より販売を開始いたしました。ぜひ商品ページもご覧ください。

