2026/10/19 13:07

日本の婚礼の思い出を、水引細工とともに


こんにちは、紙単衣の水引デザイナー小松です。

このたび、海外から訪れるゲストの和装婚礼を手掛ける、Sakura Wedding Japan様からご依頼いただき、挙式の記念品としてお渡しする、水引ネームプレート兼フォトフレームを制作いたしました。
新郎新婦様が、日本での婚礼の思い出を持ち帰っていただくための特別な贈り物です。

ご依頼の背景|婚礼の思い出を形に残す贈り物

ご相談いただいたのは、新郎新婦のお名前を入れた水引のネームプレート。
お名前や挙式日を記した記念品としてだけでなく、婚礼当日にインスタントカメラで撮影したお土産用の写真と差し替えられるフォトフレームと兼用できる仕様をご提案しました。
中央には、お祝いの文字「寿」、新郎新婦のお名前、挙式日を配置。
記念品としての特別感と、写真を飾る実用性を両立させたデザインを目指しました。

デザインのポイント|桜と椿、華やかな金色の水引

水引の装飾には、日本を代表する花のモチーフと、和装ブーケのような鮮やかな色彩を取り入れています。

◯桜と椿の水引飾り
フレームの上部には淡いピンクの桜を、下部には新郎新婦のように並ぶ紅白の椿を配置しました。
桜は言わずと知れた海外の方にも大人気の花ですし、椿も実は江戸時代にヨーロッパへ伝わり「東洋のバラ」と称されて、明治時代以降は世界中で「Camellia(カメリア)」として親しまれている花です。
細やかな細工技術を活かした水引の花を添えて、日本で過ごした素敵な思い出をご自宅で懐かしんでいただければと思います。

◯金色の水引で囲む、華やかなフレーム
フレームの周囲には、金色の水引あわじ結びを組み合わせて配置しました。
あわじ結びには、引っ張るほど強く結ばれることから、「末永く付き合う」など縁起の良い意味が込められています。
金色の輝きが加わることで、より一層豪華な印象になります。

水引の結びを一つひとつ組み合わせることで、平面的な印刷とは異なる、手仕事ならではの奥行きが生まれます。
中央のお名前や日付が読みやすいよう、装飾の形や配置を調整しながら、全体のバランスを整えました。

◯海外ゲストへ配慮した実用的な仕様
海外からのお客様がお土産として持ち帰る際の安全性にもこだわり、フレームの面材には割れにくく軽量な「PET素材」を採用しました。
しなやかさのある素材のため、立体的な水引飾りに干渉せず、スーツケースに入れて長距離を移動される際も破損の心配がなく安心してお持ち帰りいただけます。
写真を手軽に入れ替えられる仕様のため、帰国後も和婚礼の余韻を長く楽しんでいただけます。

オーダーメイドの水引制作について

Sakura Wedding Japan様、このたびは大切な記念品の制作をご依頼いただき、誠にありがとうございました。
日本の伝統工芸である水引細工製品を、機会があれば海外の方にも手に取っていただきたいと思うものの、きっかけはそう多くはないのが現状なので、今回実現することができて、大変嬉しく思っています。
これからたくさんの新郎新婦様にご利用いただき、日本での素敵な思い出づくりをお手伝いさせていただけましたら幸いです。

▼Sakura Wedding Japan
instagram: @sakuraweddingjapan


紙単衣では、水引の伝統的な結びを生かしながら、ご用途やご希望に合わせたオーダーメイド制作を承っております。
今回のような婚礼の記念品をはじめ、周年記念品、贈答品、店舗や企業のノベルティなど、用途に応じたデザインや仕様のご相談も可能です。
水引を使ったオリジナルギフトや記念品をご検討の事業者様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。