2020/12/16 18:47

デザイナーHACOBEさん と作る新しいギフトラッピング
こんにちは! 紙単衣の水引デザイナー小松です。
特別な節目でなくても大切な人へ贈りたくなる「ご祝儀袋」のデザインや使い方を、デザイナーHACOBEさんと一緒に考えながら作った「祝盃の袋」をご紹介します。
包み紙:祝盃

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【HACOBEさんからのメッセージ】
絵を描いてる中で見つかったユーモラスなポーズとお祝いの時の楽しげなシーンを組み合わせました。
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お祝いならではの紅色の徳利と杯がとてもおめでたいですね。
普段は隙のないお侍さんが千鳥足になるほど酔っぱらうなんて、よっぽど嬉しいことがあったのだろうと、思わず顔がほころびます。大切な人を祝う酒盛りならば、こんなに喜んでもらえると、祝われる人も嬉しいことでしょう。
右下のQRコードの遷移先は、HACOBEさんのinstagramです。HACOBEさんのイラストやデザインを好みそうな人に贈れば、ファンになってしまうことでしょう。
プリントする洋紙は、きめの細かい画用紙のような風合いがあり、素朴な手触り感を持ちながら、高級でボリューム感も感じられる「アラベール」です。
水引飾り:ひょうたんブローチとあわじ結びしおり
メインの飾りは、イラストのお侍さんが腰につけているひょうたんです。
日本では、昔からひょうたんに神霊が宿ると言われ、魔除け・厄除けの縁起物とされてきました。風水でも八方位を守るオールマイティーな開運グッズとして重宝されています。
ひょうたんはブローチに、右側ののし飾りは本に挟むしおりになっています。縁起を担ぎたいときに持ち歩いてはいかがでしょうか。

一言短冊の言葉:「祝盃」

祝盃の袋に選んだ一言は、袋の名前と同じく「祝盃」です。お祝いのために酌む杯のことです。一緒にお酒を酌み交わしたい思いを込めた言葉です。
この他に、「御祝」「寿」「無地」の短冊が付属しています。
また、中袋と一筆お手紙を書ける無地の紙も入っています。
「祝盃の袋」の使い方

・おすすめの利用場面:成人祝い、就職祝い、退職祝い、宴の招待状、飲食を伴うシーンでの贈り物、海外の方へのお土産、お酒好きの人への贈り物、8月8日(ひょうたんの日)、10月1日(日本酒の日)の贈り物など
・おすすめの中身:金券、ビール券、食事券、ひょうたんグッズなど
「御祝」や「寿」の短冊に差し替えて、通常のご祝儀袋として使用することもできます。
日本らしい要素がたくさん詰まっているので、日本人だけでなく、海外の方へのお土産にも喜んでいただけるのではないでしょうか。
この袋をきっかけに、大切な人との絆がますます深まりますようお祈りしています。