2017/05/20 14:59
こんにちは、水引アクセサリーと雑貨のお店 - kamihitoe - の小松です。
先日、ずっと行きたかったハートの形の猪目窓で有名な京都のお寺「正寿院」に参拝してきました。
海外からも猪目窓を観に観光客が訪れるという猪目窓のある広間は、期待を上回る美しい空間だったので、感動を共有すべくレポートさせていただきます!
宇治駅からバスとタクシーを乗り継ぐことおよそ1時間、ついに辿り着きましたお茶の町"綴喜郡宇治田原町"。
京都市内よりも気温が低いそうで、「正寿院」の敷地内には梅と桜がどちらも咲いていました。

さっそく本堂に向かうと、係りの方が笑顔で出迎えてくださいました。
鎌倉時代、快慶の作と推定される重要文化財のお不動さんは、50年に1度しか開帳されない秘仏だそうです。

参拝者には叶結びの組紐が手渡され、持ち帰ってもいいし、境内の地蔵堂に結んでもいいそうです。
私は願いを込めて地蔵堂に結びました。

お楽しみの猪目窓は、道を挟んだ客殿にあります。
扉を開けると、あまりに美しい空間で「うわぁ」と感嘆の声を出しそうになりました。

扉の前に猪目窓の説明が書いてあるので、よく読んでみましょう。
「猪目とは、日本に古くからある模様の一つで、ハートの形にも似ています。
この形は昔から魔除けや福を招くともいわれ、寺院ではよく見られる建築装飾です。…」
確かに本堂にも小さな猪目をいくつか見かけました。
「水引猪目(ハート)お守り」の台紙にも「福を招く」と記載があります。

改めてもう一度、広間に入ってみます。

影までくっきりハートの形。かわいいですね〜。
夏は青葉、秋は紅葉、冬は雪景色、春はピンクに、窓の外の色が変化していくそうですよ。
1人で来ても十分幸せな気持ちになれますが、カップルで来たらますます仲が深まりそうですね。

天井には、花・日本の風景をテーマに160枚の天井画が描かれています。
畳の上に寝転がって、いつまでも眺めていたい気持ちになります。

「水引猪目(ハート)お守り」も確かに授与されていました。せっかくなので、まとめて記念撮影しました。

好天に恵まれて、客殿の広間は本当にいつまでも居続けたくなる居心地の良い空間でした。
宇治に行かれる方はぜひ訪ねてみてください。市内から少し距離がありますが、行って後悔しない大満足の体験ができます。
私も近いうちに、また参拝したいと思っています♪
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<アクセス>
京阪宇治駅・JR宇治駅・近鉄新田辺駅→京阪宇治バス(180、182、184系統どれでも乗車)→維中前下車→コミュニティバス乗車→奥山田下車→徒歩10分
※維中前バス停に待機しているタクシーもご利用可能です。
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正寿院 ご注文フォーム:http://shoujuin.boo.jp/?page_id=321