2023/03/29 09:00
6人のクリエイターと作ったお祝いギフトアイテム14点を展示販売
こんにちは！ 紙単衣の水引デザイナー小松です。
3月17日（金）〜21日（火・祝）の5日間、大阪市西区にあるアートショップ＆ギャラリー ART HOUSE さん1F galleryで、紙単衣の水引展「祝うを結はふ」を開催しました。
私も18日（土）-19日（日）に少し会場に在廊しましたので、展示の様子をお伝えしたいと思います！
とってもかわいいART HOUSEさんの外観、入り口横には背の高いミモザが綺麗に咲いていました。
この地で20年営業されているとのことで、在廊中の土日は、常連のお客様や作家さん、近隣の方々がひっきりなしに訪れていました。
扉を開けると、きれいに設営していただいた展示会場が目の前に広がります。
私は在廊日まで会場に行ったことがなかったので、心配しながら準備したのですが、さすがさまざまな展示のご経験で慣れていらっしゃるオーナー様、想像以上に美しく整えていただきました。
紙単衣×KAZOKU JEWELLERY 「水引お祝いフレーム」
最初に展示したのは、2000年に発表した 紙単衣×KAZOKU JEWELLERY 「水引お祝いフレーム」 です。
「人と人のつながりを大切にしたい」という２ブランドに共通する想いから、大切な人の記念日を彩り、これからの絆をより強く結ぶためのオーダーギフト「水引お祝いフレーム」を5種コラボレーション開発しました。
◎紙単衣でオーダーすると…中央にお名前や記念日など、好きなメッセージをお入れします。
◎KAZOKU JEWELLERYでオーダーすると…中央にジュエリーに刻印した似顔絵イラストをお入れします。
ご自身で中身を入れ替えて、フォトフレームとしてご利用いただくこともできます。
※右上に飾っている「Happy Wedding」の薔薇のフレームは、コラボ後に作った非売品です。
結納品に見られるおめでたさを受け継ぐような、キラキラと眩い水引素材の美しさと形作るモチーフの意味合いを大切にしながら作った作品。
普段まじまじと水引細工を見たことがない方々もじっくりと興味深く観てくださっているのが印象的でした。
あなたと大切な人とクリエイターを結ぶ「みんなのご祝画袋™️ 〜MEDETEETSUTSUMI〜」
続いて、本展示メインアイテム「みんなのご祝画袋™️ 〜MEDETEETSUTSUMI〜」の9点を展示。主に2021年に制作しました。
私がゲストクリエイターと、ご祝儀袋風オリジナルラッピングアイテム「ご祝画袋」のデザインや使い方をクリエイターと一緒に考えながら作る連続プロジェクトです（noteで連載中）。
展示上部のイラストは包み紙で、クリエイターのオリジナルイラストになっています。一方、展示下部のご祝儀袋形の完成品は、水引飾りが絵から連想されるモチーフを象ったブローチと同色のしおりになっています。ギフトをもらった後にもご利用いただけるアイテムです。
◎桜の袋＆月夜の袋：@natsumitsuchida イラストレーター 土田菜摘さん
◎ヒュゲリの袋＆フクロウの袋：@mikan_box イラストレーター イイダミカさん
大切な人を想いながら、「喜ぶ絵柄は？」「中には何を入れる？」「いつ贈ろう？」などを考えながら贈る袋を選んでいただけたら嬉しいです。
私の在廊中は、お酒を飲む方が多かったのか、特に「祝盃の袋」が好評でした。
どの袋も「祝う」「贈る」そして何より「相手を喜ばせる」ことを一番に考えながら作った渾身の袋なので、広げたイラストと併せて一堂に展示できて、とても嬉しかったです。
そして、「今度退職祝いにギフト券をあげるから、相手にどれがいいか考えてからもう一度来るわ」とおっしゃっていただいたり、クリエイターさんのQRコードを読み込んでSNSをフォローするところを目撃したり、ご祝画袋™️に期待していた大切な人を想い、クリエイターとの繋がりを作る意図がきちんと作動していることを確認できて、作ってよかったなぁと思いました。
しばらく新作作りが止まっていますが、長い目で見ながら新作を作ったり、ときどき展示販売をしていきたいと思い直しました。
水引アート作品展示
「縁結びの袋」に写っている水引アート作品の新郎新婦ドールとウェディングケーキ、ツリーを展示させていただきました（非売品）。
この作品は、結婚披露宴のウェルカムスペースに飾るレンタル用品として作ったのですが、コロナ禍に入ってしまったので、ほとんど日の目を見ることなく眠っていたので、お披露目できてよかったです。
今回は「ご祝画袋™️」がメインの展示ではあるものの、一応紙単衣の個展なので水引は色々な色があり、なんでも形が作れるよ〜ということが、この作品で少しでも伝わっていたら幸いです。
会場では、紙単衣のアクセサリー雑貨も少し販売していただきました。
展示している「ご祝画袋™️」やご祝儀袋もご用意しました。
室内飾りやポチ袋、ポストカード、手作りキット、祝い箸もご用意しました。
展示終了後も引き続き「桜の袋」「祝盃の袋」「猫の袋」「フクロウの袋」「ポチ袋」「祝い箸」をそのまま販売していただいています。
会場周辺には、海外からの観光客の方がたくさん歩いていらっしゃるので、日本文化の一部としてお手に取っていただけたらと願っています。
最後になりましたが、お立ち寄りくださった皆様、どうもありがとうございました。芳名帳にいただいたお言葉をじっくり読ませていただいています。また、協力してくれた6人のクリエイターさんと展示の機会をくださったART HOUSEの吉竹さん、同時期に2階で展示していた大越さんに心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
展示にあたり、クリエイターさんに個別にご連絡したところ「信頼しているから情報は好きに使ってもらって大丈夫だよ」と何人かの方から仰っていただけて、その言葉に心底びっくりしながらも細々と何年か活動してきたことが実を結んでいるようで、とても励みになりました。
ギャラリーで個展をするという発想が、これまで自分には全くなかったのですが、ART HOUSE さんがとても居心地の良い素敵な空間で、作品をじっくり観てもらうには良い場所だな〜と思ったので、またの機会を検討してみようと思います。
大阪でも東京でも他の場所でも、またお会いできますように。
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アートショップ&ギャラリー ART HOUSE （〒550-0014 大阪府大阪市西区北堀江1丁目12-16）
アクセス：大阪メトロ 四ツ橋線 四ツ橋駅6号出口徒歩1分、大阪メトロ 御堂筋線 心斎橋駅7号出口徒歩8分、大阪メトロ 長堀鶴見緑地線 西大橋駅４号出口徒歩6分
